No Direction Home(スコセッシー)「No Direction Home」マーティン・スコッセンシー監督(2005年) オフィシャルHPをくっつけておきます。 ↓ http://www.bobdylan.com/ndh.html ボブ・ディランの半生を描いたドキュメンタリー。 ディランファンには垂涎の一作(らしい)。 この一作のために、私はこの2年間夫からディラン学を講義され続けてきたが、きっとこれからもされ続けるんであろう…。 ディランの音楽がどこから来たのかという、解剖学的な面白さもさることながら、彼の音楽性の転向とそこから垣間見える生き方に視点が置かれている。 アメリカというイデオロギー/時代の流れに、飲み込まれることを拒否したアーティストの物語といったところ。 こういう人をアーティストというのだなあ。と思った。 1966年の伝説のロンドンコンサート。初めて映像で観た。 それまでフォークの神様、アメリカのLeft Wing・Activistの代表のように思われていたディランが、後のThe Bandを引き連れてヨーロッパ・ツアーを開催。アコギがエレキになっていた。 憤る観客、 Judas!(裏切り者!) の野次と罵声。 その観客たちに向かって I don't believe you.. You're lier! (ここでBandに) Play it △ucking loud! で、始まるのがNo Direction Home。 ぐああぁ~かっごいい~~(洗脳済) No Direction Homeと言っても知らない人もいるかもしれないが、 例のアレです。Rolling Stonesがそこから名前を取った歌。 |